一人の理容師の人生を語った「自分史」です。「ヘアーサロン加納」

バイクの盗難事件

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バイク盗難事件

 このバイク本田ベンリー号には、縁が無かったのか、次の年、忘れもしない私の誕生日四月三日、店が終了したので帰ろうと外に出てみると、支店前に置いていたバイクがないでは有りませんか。私は一瞬置き場所を間違えたのかなと思いその辺を探しました。と言うのも其のバイクは、前には施錠をし後ろには鎖で施錠、おまけにボディには派手にサインポールの模様の中に左側に加納理容所・右側に北宝理容室と、目立つ様に書いて有るデザインでした。

 私は、雪解けに成ってから初めて支店に乗って行きましたのでピカピカに磨いていましてしかも何か気懸かりでしたので、何度も店の暇を見てはバイクを見に行ってており閉店の一時間前にも見に行っていたのです。
其れなのに僅か一時間位の間に盗まれてしまったのですから悔しくて堪りませんでした。今でも其のバイクのプレートナンバーは忘れては居ません。二一四一二番です(未だ300キロしか乗って居ませんでした)。本当に悔しくて、その夜は一晩殆ど眠れませんでした。

 当時で十四万五千円もした事と(当時のサラリーマンの収入は大学で出でも月給一万二・三千円位でした)ローンが八ヶ月位しか払っておらず、残金の方が遥かに多くバイクが無いのに支払いだけが残ると言うことは本当に空しい事でした。

 其の頃未だ修理工場は少なかったので全道の修理工場に「見つけて通報してくれた人に謝礼金を出します」と車種・ナンバー等をチラシに書いて郵送しましたが結局見つかりませんでした。又札幌の盗品を専門に扱う修理工場等にも手配をして貰いましたが之も全く手がかりは有りませんでした。

 その腹いせも有りバイクを購入するのを止め、新しく発売になった軽四輪者の中からセールスマンを呼び、色々選び検討の結果、思い切って其の年に販売になった新車の軽四輪三菱ミニカを購入致しました。

自動車購入

 その車は、三菱ミニカと言う360CCの車で二サイクル三気筒エンジンで混合ガソリンの為、わりと音がうるさく排気ガスも濃く燃費も掛かり、スピードも遅い車でしたが、割りと力もあり始めての車でしたので通勤は元より珍しさもあったので毎日お店が終わってからでも用事も無いのに当ても無しに出掛けました。休みの前の日などは、夜中の十二時位から出発して次の日の暗く成るまで乗っていたものです。500キロくらい走った頃、始めてこの車で室蘭に行きました。

 途中ウトナイ湖に寄り室蘭に行き弟(康臣)と彼の友達との三人でこの車で登別に行き、一休みの後カルルスを通りオロフレ峠の開通式に参加し頂上へ上りました。

 其の頃路は舖装されていなく可也の急勾配と曲がりくねった道路の性かまだ車の少ない時期でしたので古い車が多い為、途中でエンコしてボンネットを開けてエンジンを冷やして居る車が多かったです。

 私の車は新しい性と力も強い為ノンストップで頂上まで登りきりました。其処からは洞爺湖を始め、大平洋・クッタラ湖・樽前山等の山々が見えて誠に素晴らし景色が展望されていました。その後洞爺湖に下りて行き昭和新山を見て室蘭に帰りました。

 又私は、支店を開業以来この三菱ミニカに従業員を乗せて色んな所に連れて行ったものです。よく連れて行ったのは矢張り魚釣りを兼ねたドライブが多かったと思いますが、別段用事が無い時でもドライブは欠かさなかったと思います。又夏は良く海水浴等に連れて行きました。

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